ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027640
台北市建築管理処は10日、市内の百貨店6カ所に対する安全検査を実施し、昨年10月に開業した統一阪急百貨(台北店)の7階部分で防火扉の脱落が見つかったとして、24万台湾元(約68万円)の行政罰を下した。11日付中国時報などが伝えた。
検査の結果、統一阪急百貨では、防火扉の脱落のほか、排煙設備に物が積み上げられているなどの問題が見つかり、避難経路が妨げられていると指摘された。同店では昨年末にも避難経路に物が積み上げられていたとして、12万元の行政罰を受けている。今回は累犯に当たるとして、罰金額が加重された。
統一阪急百貨側は「防火扉の脱落は、損壊が発見されたため、修理中だった。排煙設備に物が積み上げられていたのは、(隣接する)ホテル施工に伴い、機材を一時的に置いていたものだ」として、理解を求めた。
これに対し、王栄進・建築管理処長は「災害はいつ起きるか分からない。春節(旧正月)休みには多くの客が短時間に集まるため、災害が発生すれば予期できない結果を招く」として、店側に3日以内に改善措置を講じるよう命じた。
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