ニュース 金融 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027641
金融持ち株会社14社の2010年の純利益がすべて出そろい、全社が黒字となったと同時に、各社純利益の合計が前年比47.7%増の1,173億6,000万台湾元(約3,340億円)と、金融危機の影響を受けた09年から大きく成長した。業界首位は富邦金融控股で、初めての200億元突破となる234億5,000万元を上げ、過去最高を更新した。なお昨年は、14社中8社が1株当たり利益(EPS)で1元を超える好業績となった。11日付経済日報が伝えた。
昨年の純利益2位は兆豊金融控股で155億4,100万元、3位の中国信託金融控股(中信金控)は141億3,400万元で前年の2.6倍に成長、業界最高の成長率を記録した。上位3社はいずれも純利益が100億元を突破した。
また、13位の日盛金融控股が28億3,200万元で黒字転換を果たした一方、国泰金融控股(5位、82億3,000万元)、台新金融控股(7位、79億元)、国票金融控股(14位、21億9,500万元)の3社は前年比で減益となった。
なお12月単月では、今年から傘下の銀行が国際会計基準(IFRS)に基づき、財務会計準則公報第34号(34号会計基準)を導入するのに際し、貸倒引当金の積み増しが必要となったため、多くで利益が縮小した。
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