ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027643
行政院環境保護署(環保署)は10日、自動販売機や飲料販売店チェーンにリサイクルごみ箱または袋の設置を義務付けると発表した。実施は自動販売機が3月1日から、飲料販売店が5月1日からとなる。違反者には6万〜30万台湾元(約17万〜85万円)の罰金が科される。11日付中国時報が伝えた。
これまで台湾の路上では、瓶、缶など飲料容器を捨てるごみ箱が見つかりにくく、市民から改善を求める声が上がっていた。
環保署関係者は「ごみ箱設置義務付けで業者は処理にかかるコストが増えるが、業者は市民に容器持参を呼び掛け、コストを抑制することも可能だ」と述べ、業界の自助努力を求めた。
自動販売機に関しては、周囲50メートル以内にリサイクルごみ箱が設置されている場合、設置場所を明示すれば、販売機本体にごみ箱を設置する必要はない。
環保署の新規定に対しては、コーヒーチェーンの「85度C」、ファストフード店のマクドナルド、缶飲料メーカーの統一企業(ユニ・プレジデント)、黒松などが順守を表明している。
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