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10年携帯受託市場、アリマが華宝超え最大手に


ニュース 電子 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027652

10年携帯受託市場、アリマが華宝超え最大手に

 携帯電話受託生産大手、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は2010年の出荷台数が1,660万台の過去最高を記録、スマートフォン市場参入で09年の1,600万台から昨年400万台に激減した華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)を抜いて、業界首位となった。また通年の連結売上高でも華宝を超え、最大手の座に就いた。11日付経済日報が報じた。

 アリマの昨年12月連結売上高は、前月比21%減、前年同月比178%増の22億2,100万台湾元(約63億円)で、出荷台数は180万台だった。第4四半期の連結売上高は前期比38.3%増の77億5,100万元で、出荷台数は580万台に達した。通年の連結売上高は195億8,000万元だった。

 一方、華宝は、昨年12月の売上高が前月比17.93%減、前年同月比44.20%減の12億200万元、第4四半期が前期比32%増の41億9,000万元、通年が前年比41.95%減の144億2,100万元だった。第4四半期の出荷台数はモトローラと宏碁(エイサー)向けスマートフォンの出荷と一般の携帯電話のハイシーズン入りで120万台に上ったものの、第1〜3四半期の280万台を合わせても昨年の4分の1程度にとどまった。