ニュース 電子 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027656
メモリモジュール大手の創見資訊(トランセンド・インフォメーション)が、世界生産拠点を中国から台湾に移転する。台北市内湖区に新工場を設置し、合計20本の生産ライン(月産能力770万個)を整備する計画で、1月中に生産を開始する見通しだ。今後新工場は自社ブランド製品に専念、上海工場は受託生産を中心とする。11日付電子時報が報じた。
中国での人件費上昇および台湾重視の方針から、トランセンドは2009年に生産拠点の台湾移転計画を着手。受注増に対する生産能力不足には台湾での工場拡張で対応してきた。内湖の新工場は、まず一部ラインを稼動させ、その後景気動向を見て生産能力を拡大する計画だ。
また同社は、中国市場の成長力を好感し、同市場での販売でIT(情報技術)機器販売最大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)と提携契約を結んだ。昨年トランセンドの売上高に中国市場が占める割合は10%だったが、今年は目に見えて拡大する見通しだ。なお、昨年台湾市場の売上比率は14%、欧州市場が35%で最大を占めた。
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