ニュース 電子 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027657
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が10日発表した昨年12月の連結売上高は前月比0.5%減の447億3,780万台湾元(約1,270億円)で、友達光電(AUO)などパネル主要各社が軒並み減収となった中、同社は減収ながらもほぼ横ばいを維持した。11日付工商時報が伝えた。
12月のパネル出荷枚数は、大型が前月比1.1%増の1,206万枚、中小型が同12.2%減の4,010万枚だった。
また第4四半期通期の業績は、TFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)パネルの売上高が前期比4.9%減少の1,304億元。TFT−LCD大型パネルの出荷枚数は前期比9.9%増の3,060万枚、中小型は同12.6%増の1億2,300万枚とともに伸びた。
奇美電は今年、所属する鴻海科技集団(フォックスコン)がソニーの液晶テレビの5割を受託生産し、生産台数の半数以上にパネルを供給する見通しで、業績の大きなプラス要素になるとみられる。
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