ニュース 電子 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027658
鴻海精密工業が10日発表した2010年売上高は、郭台銘同社董事長が予測した「6割近い成長」を上回る前年比62.83%増の2兆3,100億台湾元(約6兆5,000億円)となり、過去最高を更新するとともに台湾民間企業として初めて2兆元を突破した。11日付経済日報が伝えた。
鴻海の12月売上高は前月比5.56%増、前年同月比83.8%増の2,446億8,300万元で、単月で過去2番目の高水準となった。これにより第4四半期通期では前期比11.2%増の7,193億7,200万元と、単期過去最高を記録し、12月業績とともに証券会社予測を上回った。
証券会社は同社の12月業績について、クリスマスに向けた出荷が一段落し、前月比減収を予測していた。しかし結果は増収となり、証券会社は、世界中で人気を博しているアップルのタブレット型パソコン「iPad」を同社が独占的に手掛けていることが最大の要因と指摘した。しかし鴻海は「コンシューマー向け電子製品とPCの需要がともに強かったことが主因」と説明。郭董事長も「PC部門も競争力が向上し、業界の平均成長を上回った」と強調した。
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