ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027659
トヨタの台湾総代理、和泰汽車が発表した昨年の売上高は前年比2.6%増の743億7,000万台湾元(約2,104億円)で、2位の裕隆汽車に2倍以上の差をつけて業界首位の座を維持した。同社は新車販売台数が1割減となったものの、単価および粗利益の高い車種の比率が大幅に伸びたことで、利益が過去最高の55億元以上となる可能性もあると証券会社はみている。11日付工商時報が伝えた。
業界2位、裕隆汽車の昨年売上高は320億2,000万元で、前年比52.8%増の大幅成長となり、系列の中華汽車工業を超える業績を上げた。同社は生産を手掛けるLUXGEN(納智捷)、tobe(酷比)、日産の3ブランドがいずれも高い成長を見せた。今年は生産台数で過去最高の7万台を目標とし、さらなる業績成長を目指す。
3位は中華汽車工業(チャイナ・モーター)で前年比12.4%増の319億元、4位は裕隆日産汽車で同26.7%増の274億5,000万元だった。
一方、韓国・現代自動車(ヒュンダイモーター)と提携する三陽工業(SYM)は、軍用トラックの受託生産終了とバイク市場の縮小が響き、前年比0.71%増の192億6,100万元と小幅成長にとどまった。
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