ニュース 電子 作成日:2011年1月11日_記事番号:T00027660
台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した昨年通年の連結売上高は前年比41.9%増の4,195億3,800万台湾元(約1兆1,900億円)で、過去最高となった。証券会社は、昨年通年利益も過去最高の1,600億元以上に達すると予測している。11日付工商時報が伝えた。
12月の連結売上高は348億6,900万元で前月比5.4%減だった。台湾元高、6インチおよび8インチウエハー工場の稼働率が低下したことに加えて、一部の欧米顧客への出荷がクリスマス後に停止したことなどが影響した。第4四半期の売上高は、前期比1.9%減の1,101億4,200万元。同社予測である前期比2.9〜4.7%減の1,070億〜1,090億元を上回った。
TSMCは、今年の受注も引き続き好調で、米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の次世代プロセッサー「オンタリオ」や「Zacate」などの生産で、12インチ工場はフル稼働となっている。6インチ、8インチ工場の稼働率も90%に回復しており、証券会社は第1四半期の売上高は前期比横ばいの1,100億元前後になると予測している。
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