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統一阪急台北店、開店3カ月で利益計上


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027674

統一阪急台北店、開店3カ月で利益計上

 統一阪急百貨の王宝銘総経理は11日、昨年10月7日にオープンした統一阪急台北店が昨年末までの期間で早くも利益を計上したことを明らかにした。昨年通年の台北店、高雄店の合計売上高は、同社予測を上回る40億台湾元(約114億円)に達した。12日付経済日報が伝えた。

 王総経理は今年の売上目標について、2店合計で前年比75%増の70億元(台北店50億元、高雄店20億元)と説明した。ただ台北店は一部設備の減価償却の関係で通年で小幅な赤字となる見通しで、来年に損益均衡を目指す考えを示した。

 また、百貨店に大きな恩恵をもたらしている中国人旅行客は、高雄店では通年売上高の3〜4%を占めるに至り、地元ホテルとの提携やお土産品の開発に取り組んでいる。王総経理は、台北店の入居する市政府駅ターミナルビル上層部に、台北Wホテルが2〜3月に開業予定であることを指摘し、「台北店はまだ中国人旅行客は多くないが、今後自由旅行が解禁となれば多くの旅行客が訪れる」と見通しを語った。