ニュース 医薬 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027676
林口長庚紀念医院は11日、がんの治療を行う陽子線・放射線治療センターの起工式を行った。陽子線・放射線による治療でアジア最大かつ最先端の施設を目指す同センターは、2014年3月から患者の受け入れを開始、年間1,800人の診察が可能(1日当たり稼動12時間で換算)としている。また陽子線治療にかかる費用は、欧米の4万〜16万米ドル、日本の2万5,000米ドルに対し、同センターでは1万米ドルに抑える方針だ。12日付蘋果日報が伝えた。
同センターの建物は地下3階、地上3階建てで総面積は1万坪以上、陽子線回転ガントリー照射室4室と線形加速器治療室10室を備え、来年4月の竣工予定だ。住友重機械工業から陽子線治療の最新設備を導入、13年中に小規模な人体実験を行う。
長庚医院・放射腫瘤科の洪志宏主任によると、陽子線照射はがん治療の最先端技術で、従来の放射線治療に比べ正常組織へのダメージが少なく、副作用を抑えた上で治療効果の向上が見込めるという。
起工式典には蕭万長副総統も出席した(11日=中央社)
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