ニュース 食品 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027681
動物保護団体および環境保護団体が、捕獲の手法が非人道的だとして昨年から展開している「フカヒレ食拒否」活動が市民の賛同を得た結果、今年、コンビニエンスストア大手4社が販売する春節(旧正月)の「年菜(おせち料理)」からフカヒレが姿を消した。12日付聯合報が報じた。
動物保護団体、台湾動物社会研究会が、コンビニ4社の今年の年菜商品を調査したところ、セブン−イレブン、OK超商(OKマート)、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の商品にはフカヒレ料理が含まれていないことが分かった。萊爾富(ハイライフ)も年菜カタログにはフカヒレを掲載しているが、同社によると本物ではなく「エコ・フカヒレ」を使用している。
台湾動物社会研究会の陳玉敏主任によると、フカヒレ漁を行う漁船は、船倉スペースを節約するため、サメを捕獲した後ヒレだけを切り落として海に戻すため、サメはヒレを失って泳げなくなり、失血や他のサメに食べられて死亡するという。動物保護団体は現在も、飲食業者にフカヒレ料理を出さないよう求める活動を行っている。
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