ニュース 電子 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027687
銅相場の上昇で、プリント基板(PBC)メーカー各社は、出荷先のマザーボードメーカーに対し、第1四半期に5〜10%の値上げを求めている。マザーボード業界はコストを製品価格に転嫁する見通しで、3〜6%の追随値上げが予想されている。12日付工商時報が伝えた。
業界関係者によると、マザーボードの値上げ幅は製品ごとに異なり、利ざやが薄い低価格の製品ほど上げ幅が大きくなる見通しだ。第1四半期はインテルの新チップセットが発売されるため、それに合わせて発売される新製品はコスト圧力を最初から反映しており、旧モデルほど値上げの影響を受けるとみられる。
華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)のマザーボード2社は最近、既に値上げの検討に入ったが、市場競争が激しいため、現時点ではいずれも他社の動向を見守っている。
マザーボードメーカー関係者は「プリント基板はミドルエンド以上の製品ではコストの5%以下を占めるにすぎないが、ローエンド製品ではコストの5〜10%を占める。台湾元高もコスト圧力となる。合理的な範囲内で、コストを価格に反映することになる」と語った。
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