ニュース 電子 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027689
中小型液晶パネルとタッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)は11日、タッチセンサーを主力とする環中工場(台中市)の生産能力を増強に向け、工場隣接地3,000坪を4億400万台湾元(約11億5,000万円)で購入することを董事会で決定した。拡充部分は来年中に操業を開始する予定だ。環中工場は主に米アップルに供給していることから、アップルへの出荷量が増えるのではないかとの観測もあるが、ウィンテックは「同工場の供給先は1社ではない」と指摘した。12日付工商時報が伝えた。
同社はまた、タブレット型パソコン向けの中小型パネルが今年の売り上げのけん引役になると見込み、台中工業区の工場で10インチ製品の月産能力を220万枚まで増強する計画だ。
証券会社によると、ウィンテックは老巧化したTFT(薄膜トランジスタ)第3世代工場をアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式の液晶パネル生産に切り替え、第4四半期から量産する計画だ。これらから、今年の同社の設備投資額は100億~150億元と予測している。
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