ニュース 電子 作成日:2011年1月12日_記事番号:T00027692
DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は11日、40ナノメートル製造プロセスによる2ギガビット(Gb)DDR3の量産を開始し、今四半期中に出荷を始めることを明らかにした。第2四半期からの当初スケジュールを繰り上げた形だ。12日付工商時報が伝えた。
黄祟仁董事長は、「昨年第4四半期に液浸リソグラフィー装置を導入したばかりだが、試験生産が順調だった」と量産に踏み切った理由を説明。下半期には全生産ラインを40ナノに移行し、第4四半期には30ナノでの試験生産に着手する計画だ。
DRAM各社は先進プロセスへの移行を急いでおり、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は50ナノプロセスへの移行を完了。南亜科技がウエハーベースで月5万枚、イノテラが月13万枚を生産している。
なお1月上旬のDRAM契約価格はDDR3チップで1Gb、2Gbとも6%以上の下落となった。台湾元高もあり、DRAM各社の第1四半期の業績は引き続き厳しくなる見通しだ。
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