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中台海運直航2年、10年コンテナ取扱量22%増【表】


ニュース 運輸 作成日:2011年1月13日_記事番号:T00027703

中台海運直航2年、10年コンテナ取扱量22%増【表】

 中台間の海運直航が2008年12月に開放されてから2周年を迎えたことを記念して12日、高雄市で「海峡両岸海運直航2周年フォーラム」が開催され、葉匡時・交通部政務次長が「昨年両岸(中台)間海運のコンテナ取扱量は前年比22%増、貨物総取扱量は同10%増、金門島経由の『小三通』利用の客運も同10%増加した」と語った。その上で「新生児は成長し、服が小さくなって着れなくなっている」と表現し、中台間の海運交流にさらなる柔軟性を持たせたいとの考えを示した。13日付工商時報が報じた。


同フォーラムに出席した徐祖遠・中国交通部副部長は「両岸は今後『大交流、大合作(提携)、大発展』を図り、ウイン・ウインの関係を築けるよう期待する」と語った(12日=中央社)

 葉政務次長によると、10年の中台間海運のコンテナ取扱量は192万TEU(20フィートコンテナ換算)、貨物総取扱量9,800万トン、「小三通」利用の旅行者は延べ150万人を突破した。

 葉政務次長は、「中台間の輸送能力、航路など、今後も制度を見直す必要があり、このフォーラムを交流のスタートおよびたたき台としたい」と語った。