ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月13日_記事番号:T00027709
裕隆汽車傘下の裕隆酷比汽車が、中国の吉利汽車(浙江省)の設計を導入して展開する自社ブランド「tobe」から昨年発売した第1号車「M’car」(排気量1,300cc)は、ハンドルシステムのリコール(回収・無償修理)を実施するなど品質問題が多発し、同年の販売台数が当初予測の3分の1を下回る966台にとどまった。13日付工商時報が伝えた。
8日に発売されたtobeの「M’car 1.5L」(同社提供)
これを受けて今年はハンドルシステムの保証期間を6年に延長した上で、排気量1,500ccの「M’car 1.5L」や小型RV(レジャー用多目的車)「U’car」を50万台湾元(約143万円)以下の価格で投入し、4,800台の販売を目指す。
また、同じく中国の大手自動車メーカー、奇瑞汽車(チェリー)の車種、「Fresh」と「Apola」を台湾に導入している太子汽車集団傘下の勝栄汽車も、昨年の販売台数332台という業績低迷から脱却すべく、春節(旧正月)明けに小型トラック「小金剛」とミニバン「全家福」の2車種を発売する。同社はまた、昨年に安徽省のメーカー江淮汽車(JAC)の代理権を獲得しており、年内にも商用車種を導入するとみられている。
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