ニュース 電子 作成日:2011年1月13日_記事番号:T00027715
液晶パネルメーカーは昨年下半期からのパネル価格低迷を受けて、昨年第4四半期の赤字転落が確実視されている。今年第1四半期もIT(情報技術)製品向けのパネル価格が横ばいとなる可能性が高く、赤字が続く見通しだが、3〜4月には液晶テレビ用パネルの反発が見込まれるため、第2四半期に黒字を回復できると予想される。13日付電子時報が伝えた。
中国での春節(旧正月)シーズン需要向けの川下各社による在庫確保は昨年12月に終了し、パネル各社は大型パネルのライン稼働率を引き下げた。この影響で1月は大型パネルの出荷量が前月比で減少するとみられる。さらに2月も春節休暇で工場稼働日が減少することなどから、出荷量減小が続く見通しだ。ただ、3月には調整の終了、および消費者市場での新製品の発売により、ライン稼働率は反転上昇し、パネル価格も上昇が見込まれる。
友達光電(AUO)の李焜耀董事長は、今年のパネル市場の需給見通しについて、経済予測や産業展望が楽観的であることから、比較的穏やかなものになるとみている。
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