ニュース 電子 作成日:2011年1月13日_記事番号:T00027716
光電科技工業協進会(PIDA)が12日発表した統計によると、昨年、中小型パネルの世界市場全体の出荷枚数は25億枚に達し、奇美電子(チーメイ・イノルックス)がこのうち3億9,500万枚を出荷して、サムスン電子を抜いて同分野で首位となった。台湾メーカー全体の出荷枚数は14億枚で、シェア56%に達した。13日付経済日報が伝えた。
奇美電は昨年3月、鴻海集団(フォックスコン)傘下の旧・群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が、旧・奇美電子(CMO)と統一企業集団(ユニプレジデント)傘下の統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)を合併して発足。中小型パネルは出荷台数、生産額ともに大幅に拡大して首位となった。
奇美電の許庭禎モバイルデバイス担当副総経理は、「昨年の出荷目標数4億5,000万枚は達成できなかったが、世界首位となった。ユーザーシェア、技術でもリーディングカンパニーとなっている」と語った。
なお、昨年の携帯電話用パネルの出荷枚数では、中華映管(CPT)が世界シェア16.3%で首位、次いで瀚宇彩晶(ハンスター)が13.9%となった。
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