ニュース 電子 作成日:2011年1月13日_記事番号:T00027721
米インテルが、タブレット型パソコン用のシステム・オン・チップ(SoC)として「オークトレイル(Oak Trail)」を発表したものの、台湾大手PCメーカーは相次いで採用を見送っている。インテルは次世代SoCを9月にも発表する予定で、業界内で模様眺めの雰囲気が強いことが背景にある。13日付電子時報が伝えた。
華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)などは、オークトレイルが過渡期の製品である上、性能がライバルのエヌビディア「テグラ2」に劣ることから採用をひとまず見送った。
エイサーが発売を予定しているタブレットPCは、テグラ2搭載の1機種(10インチ)とクアルコムのチップを搭載した2機種(7インチ、4.8インチ)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のチップを採用した1機種(10インチ)に限られている。
当初オークトレイルの採用意向を示していたASUSも、ARMアーキテクチャーを採用したエヌビディアやクアルコムのチップを採用した3機種を投入するにとどまった。
オークトレイルの採用企業は、これまでに富士通、東芝、サムスン電子など少数にとどまっている。採用各社も同チップを搭載した製品の量産には消極的だ。
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