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台北MRT、新路線開通に大幅な遅れ【表】


ニュース 運輸 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027733

台北MRT、新路線開通に大幅な遅れ【表】

 郝龍斌台北市長が市長選挙の際に掲げた「1年に1本の都市交通システム(MRT)新路線開通」の公約実現が厳しくなっている。台北市政府捷運工程局の内部見通しによると、松山線(西門~松山)、信義線(中正紀念堂〜広慈博愛院エリア)、新荘線(古亭〜迴龍)などすべての新路線で建設工事が遅れており、開通時期は予定より1〜2年延期され、全線開通は2016年となる見通しだ。14日付聯合報などが報じた。

 今年末に予定されていた新荘線の東門〜古亭の開通は来年9月末にずれ込む見込みで、今年は2月末に南港線が南港展覧館駅まで「1駅」延長される以外に新路線開通の予定はない。しかも、南港線の延長は本来、昨年末の開通予定が春節(旧正月)明けまで延期されたものだ。

 このほか、信義線の開通は当初予定の12年12月から13年11月末へと約1年遅れ、松山線は13年12月から15年5月末へと約1年半遅れる見込みだ。

 さらにハンセン病療養施設、楽生療養院(新北市新荘区)の移転をめぐって計画が大幅に遅れている新荘線の全線開通は、予定の14年11月からさらに2年遅れ、16年6月末となる見通しだ。