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住商・日本車両出資の台湾車両、台鉄の通勤電車296両受注


ニュース 運輸 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027736

住商・日本車両出資の台湾車両、台鉄の通勤電車296両受注

 交通部台湾鉄路管理局(台鉄)は13日、台湾車両(TRSC)から新型の通勤電車296両を154億3,900万台湾元(約440億円)で調達すると発表した。来年9月から2012年にかけて段階的に納入する予定だ。


受注車両の完成予想図(日本車両製造提供)

 台鉄が導入する新型車両は8両編成、最高時速130キロメートルで運行される。14日付蘋果日報によると、既存の区間快速より20キロ速く、台北〜新竹なら10〜14分間短縮できるという。

 台湾車両は05年6月にも台鉄から通勤電車160両を受注しており、故障が少なく快適と評価されたことが、今回の追加受注につながった。

 台湾車両は02年に設立され、資本金13億9,200万元。出資比率は▽唐栄鉄工廠、44.97%▽住友商事グループ、20.68%▽中国鋼鉄(CSC)、18.66%▽日本車両製造、15.39%▽従業員、0.30%──。日本車両と住友商事は、今月6日、台鉄から車体傾斜式(振り子式)電車136両の受注を発表している。