ニュース 医薬 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027737
友華生技医薬(オリエント・ユーロファーマ)は、独占販売契約を結んでいる米CEL−SCI社の頭頸(けい)部がん治療薬「Multikine」の第3相臨床試験がこのほど行政院衛生署の認可を受け、同試験に着手する。臨床試験は台湾、米国など7カ国で、被験者880人を対象に行われる。14日付工商時報が伝えた。
同新薬は、手術、化学療法、放射線治療など従来の治療法を施す前に免疫系統に働き掛ける。第2相の臨床試験では、被験者の12%でがん細胞が完全に消滅し、がん細胞の平均減少幅は平均5割に達した。3年半後の生存率は平均で33%上昇したという。
友華生技は、台湾、マレーシア、フィリピン、韓国、豪州、ニュージーランド、香港、シンガポールなどで同新薬の販売代理権利を持つ。市場規模は4億4,000万米ドルに達する。
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