ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027742
中国鋼鉄(CSC)は13日、3月の台湾市場向け価格を1トン当たり平均663台湾元(約1,900円)、2.9%引き上げた。値上げ幅は市場予測を下回った。棒線、電気亜鉛めっきコイル、電磁鋼板は据え置かれた。14日付工商時報が伝えた。
値上げ後の各製品の1トン当たり価格は、▽熱延コイル、2万673元(973元引き上げ)▽冷延コイル、2万4,661元(同661元)▽鋼板、2万3,900元(同824元)▽溶融亜鉛めっきコイル、2万7,782元(同1,252元)──などとなった。
鐘楽民同社副総経理は今回の値上げについて「準備運動にすぎない」と述べ、今後、台湾元高が落ち着き、原料相場が安定して需要が増加すれば、第2四半期はさらなる値上げを行う意向を示した。
鉄鋼価格は、欧米の雪害や豪州の洪水被害などの影響で、原料輸送に支障が出ていることから上昇している。米国では、熱延コイルが1トン当たり800米ドル、冷延コイルが同900米ドル、溶融亜鉛めっきコイルが同1,000米ドルとなった。
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