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国瑞汽車の新総経理に星野晴秋氏、 今年は14万台生産目指す


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027745

国瑞汽車の新総経理に星野晴秋氏、 今年は14万台生産目指す

 トヨタ自動車が7割、和泰汽車が3割を出資し、トヨタ車を中心に生産する国瑞汽車の新総経理に、星野晴秋氏が今月20日就任するのを前に13日、疋田亮・前総経理からの引継式が行われた。14日付工商時報が伝えた。


引継式で肩を並べる星野晴秋・国瑞汽車汽車次期総経理(右1)と疋田亮総経理(右2)(13日=中央社)

星野氏は1955年生まれで、トヨタと中国・第一汽車集団公司の合弁、四川一汽トヨタ自動車(SFTM)の総経理からの転任となる。

 国瑞汽車は新総経理の下で今年、過去最高となる14万台の生産を目指す。海外向け出荷成長への期待が高く、特に原油高で購買力が向上している中東市場への輸出台数は、前年の67%増となる5万台突破も可能と見込む。

 市場が低迷した2008年に就任し、昨年は生産台数12万2,000台を記録するなど手腕を発揮した疋田総経理は引き継ぎに当たり、「中レキ(つちへんに歴)工場と観音工場(ともに桃園県)の生産能力は18万台あり、今後も成長の余地は大いにある」とさらなる成長への期待感を示した。