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台北市、無線ネットを4月から無料化【表】


ニュース 電子 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027746

台北市、無線ネットを4月から無料化【表】

 台北市は同市人口の93%をカバーしている無線インターネット「WIFLY」を、早ければ4月にも無料開放する。台北市民だけでなく、観光客も簡単な手続きで利用が可能となる。14日付聯合報が伝えた。

 WIFLYは現在、台北市民限定で、接続1回当たり30分まで無料で使用できる。利用に際し、個人情報の入力、戸籍との照合手続きなどが必要なため、現在ユーザー数は月6万人以下にとどまっているが、今後は携帯電話番号を入力し、暗証番号を取得するだけで利用が可能となる。このため台北市資訊処では、ユーザー数が5~10倍に伸び、最大で月50万人の使用を見込んでいる。

 外国人観光客の場合は、空港やホテルなどで専用カードを入手すれば、携帯電話やパソコンで無料で無線ネットを利用できるようになる。

 ただ、ユーザーの接続速度は非対称デジタル加入者線(ADSL)と同等程度に制限される見通しだ。
台北市は現在市内に5,000カ所あるホットスポットを1,000~2,000カ所増やし、カバー範囲を拡大していく方針だ。