ニュース 電子 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027747
中台の通信キャリアと通信ケーブル運営会社の計7社は13日、台湾の新北市淡水区と中国の福建省福州市を結ぶ「淡福海底ケーブル(TSE−1)」の敷設に関する覚書を締結した。全長は220キロメートル、投資額は10億台湾元(約28億円)で、年内にも敷設が完了する見通しだ。完成後は中台間の通信コスト削減、通話品質の改善につながると期待される。14日付聯合報などが伝えた。
覚書を締結したのは、台湾側の中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、台湾国際纜網通信(TIGC)、中国側の中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動通信(チャイナ・モバイル)の各社。台北で行われた締結式には中国側を代表して、中国聯通の常小兵董事長が出席した。
同ケーブルは、国家通訊伝播委員会(NCC)の認可を受けた上で、第2四半期にも着工される予定だ。
訪台した中国聯通の常董事長は同日、台湾の通信キャリアとの提携強化に触れ、「今年は第3世代(3G)の移動通信網の発展を加速させる。台湾の通信業者と付加価値サービスで提携を行うとともに、より多くの3G端末を導入したい」と述べた。
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