ニュース 電子 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027751
経済部は13日、高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエア・テクノロジー・パーク)の将来発展構想を明らかにし、鴻海精密工業など大手企業の進出を契機として、産業チェーンの形成を目指していく意向を示した。14日付工商時報が伝えた。
施顔祥経済部長は同日の閣議で、鴻海が同園区内の1.85ヘクタールの土地の借地契約を結び、19億台湾元(約54億円)を投じ、環境配慮型ビル2棟を建設することを報告した。同社はクラウドコンピューティングを使ったゲームや環境技術などの開発や、産業クラスター形成に向けた企業育成工場の設置を計画している。
さらに、メモリー設計の鈺創科技(イートロン・テクノロジー)は2月に同園区へ進出する。このほか、経済部中小企業処が設ける企業育成施設にも27社の進出が決まっている。
今月6日現在で同園区への投資件数は167件、投資総額は97億元となった。政府とデベロッパーによる投資額を含めると151億元となる。経済部は2013年までに同園区での生産額が年間120億元に達し、5,000人分の雇用機会を創出できると見込んでいる。
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