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LEDチップ価格、Q1は10%下落か


ニュース 電子 作成日:2011年1月14日_記事番号:T00027753

LEDチップ価格、Q1は10%下落か

 14日付蘋果日報によると、発光ダイオード(LED)チップのオファー価格が、オフシーズンの第1四半期、10%下落するとの観測が市場で出ている。昨年第4四半期から今期までの下落幅は10〜15%となりそうだ。しかし、LEDチップ大手の晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)はともにオファー価格の下落を否定している。

 業界関係者によると、原料のサファイア基板価格は第1四半期、前期比5〜10%下落しているが、昨年通年で40%の大幅な値上がりを見ており、依然昨年第3四半期よりも高い水準にあるため、LEDチップの値下げ余地はないという。

 証券会社によると、LEDチップの市場動向は末端製品より3カ月先行しており、第4四半期および第1四半期がオフシーズンに当たるという。さらに第1四半期は中国市場が春節(旧正月)の連休シーズンを迎えることもあり、エピスターは今期10%の減収が予想されている。一方の璨円光電は前期の数値が低かったため横ばいとの予測だ。

 ただエピスターは、現在の受注状況はまずまずで、3月から売上高が上向くとの見方を示している。