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山間部が銀世界に、宜蘭・太平山は積雪20センチ


ニュース 社会 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027757

山間部が銀世界に、宜蘭・太平山は積雪20センチ

 強い寒気が流れ込み、16日は台北・陽明山で5年ぶりの降雪を記録、宜蘭・太平山では最高20センチメートルの積雪となるなど、各地で山間部が銀世界に変わった。17日付中国時報などが報じた。


宜蘭・太平山の本格的な雪化粧に大喜びの親子連れ(16日=中央社)

 陽明山では16日午後4時まで断続的に雪が降り続き、大屯山気象台周辺の木々を白く染め、登山客の目を楽しませた。

 桃園県復興郷の拉拉山でも今年初めての雪となり、雪をひと目見ようと、普段より30%以上多い人出となった。また新北市の最高峰、塔曼山では、登山口付近で激しい雪が降り、現地消防団によるとここ5年で最大の降雪量となった。

 台中県でも雪山に近い武陵農場で午前中雪が降り続いたため、山道にタイヤチェーン未装備車の通行を禁止する交通規制が敷かれたほか、台東県の向陽国家森林遊楽区で早朝に気温が氷点下まで下がり、3センチの積雪を記録した。

 なお、今回の冷え込みにより、台南、雲林、高雄で、養殖の虱目魚(サバヒー)数十万匹が死ぬ被害が出た。養殖業者の損失額は1億8,000万台湾元(約5億円)以上に上る見込み。これ以上寒さが続けば、春節前に出荷シーズンを迎える高級魚、ハタ(石斑魚)にも被害が出る恐れあるとして、急いで出荷を行っている。