ニュース 社会 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027758
行政院海岸巡防署(海巡署)の巡視艇が14日、金門県小金門島沖の台湾側海域で違法操業をしていた中国のサンパン(はしけ)を拿捕(だほ)し、小金門島の羅厝港に連行したところ、仲間の中国漁船28隻が中台の境界線を超えて同港まで集団で押し寄せ、拿捕された中国漁民4人の解放を海巡署に要求する騒動が起きた。15日付自由時報が伝えた。
小金門島に集結した中国漁船。同島の漁民は「船団で堂々と侵入するのを許したことになり、海上警備の見直しが必要だ」と訴えた(14日=中央社)
漁船は連行されるはしけを追尾する形で、集団で越境してきたもので、羅厝港は一時中国漁船に埋め尽くされる状況となった。中国漁船の乗組員約80人は、甲板から「船と漁船員を解放しろ」などと約5時間にわたり要求したが、海巡署が断固それに応じなかったために港を離れた。
一方、はしけに乗っていた漁民4人は、乗船検査を行おうとした海巡署の係官にレンガや竹棒で激しく抵抗したため、公務執行妨害の疑いで金門地検で取り調べを受けている。
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