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台鉄33年連続赤字、累積債務1千億元に【図】


ニュース 運輸 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027762

台鉄33年連続赤字、累積債務1千億元に【図】

 台湾鉄路(台鉄)は昨年も100億台湾元(約285億円)以上の赤字を計上し、これで1978年の中山高速公路(国道1号)の全線開通以降、帳簿ベースで33年連続の赤字となった。また、累積債務が1,036億元となり、初めて1,000億元台に乗った。16日付自由時報が報じた。

 これについて台鉄広報担当の張応輝氏は、78年以降、累計で1,100億元を超える職員退職金の負担が最も重く、これがなければ台鉄は赤字に陥っていないと指摘した。

 台鉄は昨年末、交通部から債務償還計画の提出を求められたが、毛治国交通部長は「債務は多額だが台鉄の責任を問えない面もある。政府として対応を考えたい」と発言していた。

 台鉄は7,000億元以上の資産を保有しており、この処分による債務償還構想に各界の支持を求めている。