ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027765
頼幸媛・行政院大陸委員会(陸委会)主任委員は14日、中国人の台湾自由旅行解禁について、金門島と馬祖島から試験的に実施する考えを明らかにした。実施時期について金門県の地元当局からは4月1日に開放との見方が出ており、事情に詳しい人物は「金門と『小三通』による直接往来で結ばれている福建省アモイ市の旅行社2社が、既に準備に向け窓口設置を進めている」とこれを裏付ける情報を明らかにした。15日付経済日報が伝えた。
馬祖島を視察する頼幸媛・陸委会主任委員(右)。金門島の中国人観光客の年間137万人に対し、馬祖島は年間6万人にとどまるため、楊綏生・連江県長(中)は自由旅行解禁に期待している(14日=中央社)
中国人の台湾自由旅行解禁について、頼主任委員は「中台双方ともに前向きに取り組んでおり、上半期中の実現が期待できる」と語った。また地域や人数を制限しない方向で進めており、小三通が実施されていて特に新たな協定を締結する必要のない地区で先行開放できるとの見解だ。
これにより、金門とアモイを結ぶフェリーの最終便が現在の午後5時から、午後8時に変更されるとの観測も出ている。
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