ニュース 医薬 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027767
永豊餘集団が出資するバイオ医薬品メーカー、太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)はこのほど、白血病患者などに応用が期待される自社開発のがん治療薬「骨髄幹細胞駆動新薬」(TG−0054)の第2相臨床試験を米国で開始した。17日付工商時報が伝えた。
太景は台湾のバイオメディカル業界で、幹細胞治療のパイオニア的存在として知られる。
同社の薛博仁総経理は「幹細胞は細胞分化が可能で可塑性があり、幹細胞治療で体の再生を図ることができる。現在治療が難しい心筋こうそくや脳卒中、血管壊死などの疾病も治療が期待でき、人類の平均寿命も延びる」と述べた。
幹細胞治療の発展が期待される中、バイオメディカル業界では、他社の参入も相次いで伝えられている。
このうち、聯華電子(UMC)の宣明智名誉副董事長はこのほど、加捷科技事業と合弁で中国・上海市に新会社「上海宣捷生技」を設立し、毛嚢幹細胞の研究を開始した。
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