ニュース 医薬 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027770
国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)と製薬大手の英グラクソ・スミスクライン(GSK)は13日、共同で設立した臨床研究センターで肺がんの再発を予防する効果が期待されるワクチンの第3相臨床試験を行うと発表した。17日付経済日報などが伝えた。
このワクチンはこれまでの臨床試験で、肺がん再発のリスクを25%低減する効果があるとの結果が得られており、第3相では化学療法を併用して試験が行われる。世界で2,270人の患者を対象に行われる予定で、うち台大医院では世界に先駆け25人の試験が行われる。
台大医学院の楊泮池院長によると、研究の過程で肺のがん細胞に正常な組織に見られない抗原を発見、これを加工し作り出したワクチンには、がん細胞の存在を明らかにし、免疫系によりがん細胞を死滅させる働きが期待できるという。
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