ニュース 電子 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027773
携帯電話などに搭載されるデジタルカメラ用レンズ大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は今年、設備投資に10億台湾元(約28億6,000万円)を投じ、スマートフォンやタブレット型パソコンの強い需要に向け生産能力の増強を図る構えだ。17日付経済日報が伝えた。
今年は同社3大顧客のうち、米アップルと米マイクロソフト(MS)が台湾での調達を拡大し、宏達国際電子(HTC)は携帯電話出荷台数が5,000万~6,000万台へと倍増する見通しだ。証券会社の予測によると、ラーガンは今年の利益が過去最高を更新する見込みだ。
光学レンズ業界では今年、需要に対し供給が3割不足すると証券
会社は予測している。今年の設備投資額はラーガンの10億元に、▽亜洲光学(アジア・オプティカル)▽玉晶光電(ジニアス・エレクトリック・オプティカル)▽今国光学工業(キンコ・オプティカル)▽新鉅科技(ニューマックス・テクノロジー)──の4社を合わせると50億元以上に上り、生産能力の拡大競争が繰り広げられる見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722