ニュース 電子 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027776
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は14日、今年のノートPC出荷台数で前年比14~15%増の5,500万台を目指すと表明した。15日付工商時報が伝えた。
陳総経理は、ノートPC業界全体の成長率は、欧州市場の不確定要素などを受け、各調査機関が示す15%を下回る10%になると慎重な見方を示した。同社の15~20%を占めるノートPC以外の出荷目標は、▽テレビ、800万台(昨年540万台)▽オールインワン(モニター一体型、AIO)PC、200万台(同20万〜30万台)▽タブレット型PC、380万台──。
陳総経理は、各社が今年3~4月ごろからタブレット型PCを相次いで投入し、低価格PC(ネットブック)やローエンドノートPC市場を浸食すると予測している。
また、中国・重慶市と同市での工場設置に関する契約を早ければ春節(旧正月)までに交わすと初めて明らかにした。重慶工場のスケジュールは、7月からテスト生産、9~10月に本格生産を開始する成都工場に合わせる予定だ。
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