ニュース 電子 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027778
17日付電子時報によると、液晶パネル業界では、友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)などで前工程生産ラインの稼働率が上昇しており、第2四半期には一時的な供給不足になるとの観測が出ている。
業界関係者によると、昨年第4四半期以降のIT(情報技術)製品向けパネル価格下落を受けて、同11月はパネル出荷が増え、設備稼働率も上昇した。しかし、その後最終製品メーカーが在庫補充の勢いを弱めたため、12月の液晶モニター向けパネル出荷は前月比2.3%減、12.1インチ以上のノートPC向けは4.3%減に終わった。欧米市場の昨年第4四半期ハイシーズン終了や暴風雪の影響、年末の在庫調整などが要因で、現在、液晶テレビ向けを含め在庫水準が高まっているという。
しかし、2月初旬に中華圏のショッピングのハイシーズンに当たる春節(旧正月)を迎える上、中国での労働者不足問題も再浮上し、パネル調達が前倒しされていることが、パネルメーカーの稼働率上昇につながっている。1月のパネル需要はまずまずで、2月は春節休暇の関係でパネルメーカーの業績が落ち込むが、3月から需要は持ち直す見通しだ。
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