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ASEの11年設備投資、9億ドルに引き上げか【図】


ニュース 電子 作成日:2011年1月17日_記事番号:T00027780

ASEの11年設備投資、9億ドルに引き上げか【図】

 17日付経済日報によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)は、今年の設備投資計画を当初の7億米ドルから、業界最高の9億米ドルに引き上げたもようだ。同社主管によると、日米欧のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)からの銅プロセスの受注が再び大幅に拡大するほか、スマートフォンやタブレット型パソコン、スマートテレビ向けの受注が見込めるという。

 同社は今年の設備投資で、銅線ボンディング、フリップチップ実装、およびローエンドデバイスを増強する見通しだ。

 同社予測によると、IDMのアジア企業への委託比率は10年前の26%から昨年は36%に拡大、2014年には43%に達する見通しだ。同社は世界シェアで昨年の20%以上から、3年以内に40%への拡大を目指している。

 同社主管によると、昨年は9~10月にIDMが発注量を抑えたため、第4四半期は設備投資に慎重となり、年間設備投資は8億8,000万米ドルとなった。