人材バンク「1111人力銀行」の最新調査によると、今年第１四半期、求人募集を実施する企業が調査対象社の76％に達した。１社平均10人を増員する計算となる。18日付工商時報が伝えた。
業種別では営業・貿易業が32.58％と最も多かった。次いで、▽製造業、18.54％▽美容・飲食業、17.98％──となった。また調査では、24％の企業が「今年第１四半期の求人数は第２〜４四半期を上回る」と答え、さらに14％の企業が優秀な社員を確保するため今期から給与を引き上げている。
第１四半期の企業別の求人数では、住商不動産が全業種で最多の4,476人となった。電子業界では、半導体パッケージング・テスティング（封止・検査）最大手の日月光半導体（ＡＳＥ）が700人、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が253人の人材を募集している。
アンケート調査は昨年12月31日から今年１月13日まで行われ、有効回答は940件だった。
