ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027793
高雄のホテル業界では、今年の春節(旧正月)シーズンの宿泊予約率が例年に比べ低調となっている。高雄国際空港(小港空港)に就航する中台直航定期便の便数が週26便と、桃園国際空港や台北松山空港に比べ極端に少ない上、春節の増便もわずか6便にとどまり、航空券が取れない中国人観光客の高雄行きキャンセルが相次いでいるほか、台湾人旅行者も台北国際花卉博覧会(花博)に奪われている状況だ。高雄漢王洲際飯店(高雄キングシップホテル)の林富男董事長は、「例年春節シーズンの予約率は50%程度だが、今年南部では20%まで落ち込んでいる」と嘆く。18日付中国時報が報じた。
高雄空港の統計によると、1月29日〜2月7日の春節連休期間前後、高雄発着の中台定期便計29便は既に満席となっている。さらに華信航空(マンダリン航空)が運航する上海(2便)、杭州(4便)の春節増便はいずれも深夜飛行となり、利便性が悪い。
また例年春節シーズンは、海外旅行や実家への帰省で台北市を離れる人が多く、同市内ホテルの客室稼働率は約60%にとどまっていた。しかし今年は景気回復や花博開催により、同期間に台北市を訪れる観光客が増え、予約率は80%まで上昇しているという。
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