ニュース その他製造 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027800
タイヤ大手の正新橡膠工業は17日、雲林科技工業区の斗六市竹囲子エリアで着工した乗用車用タイヤ工場について、早ければ第3四半期にも量産に入るとの見通しを示した。日産能力1万2,000~1万8,000本規模で内外向けに高単価製品を生産する予定だ。雲林工場は2期に分けて建設する計画で、第1期には50億~60億台湾元を投じる。投資総額は計100億元(約285億円)を見込む。なお同社が竹囲子エリアに購入した用地は22ヘクタールを超える。18日付経済日報が伝えた。
正新はまた、中国・重慶市でも新工場の建設を進めている。面積は60ヘクタール余り、日産能力2万6,000本の第1期工場は雲林と同様、第3四半期から稼動する予定となっている。海外向けを3割が占める昆山工場(江蘇省、日産5万4,000本)と差別化を図り、重慶工場は主に中国国内の中西部市場向けを手掛ける。
なお、同社は彰南科技園区(彰化県)でもトラック・バス向けスチールラジアルタイヤ工場の新設を予定しているが、土地の取得が進んでいない状態だ。
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