ニュース その他製造 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027801
太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)の潘文炎董事長は17日、近い将来、建設コンサルティング大手の中鼎工程(CTCI)と合弁会社「昱鼎」を設立し、太陽光発電システムに参入すると表明した。ジンテックは先ごろ、中鼎工程、台湾肥料(台肥)との3社合弁による太陽電池用シリコンウエハーへの参入も果たしており、今年は同社にとって垂直統合を進める上で重要な1年となりそうだ。18日付電子時報が報じた。
潘董事長によると、中鼎工程との太陽光発電システムでの合弁は、折半出資の予定で、中鼎工程が中東、中国、東南アジアに持つ建築業界のルートを通じて事業を展開し、太陽電池の出荷先を確保したい考えだ。
一方、3社合弁のシリコンウエハーメーカーは今後、ジンテック生産能力の3割に当たるシリコンウエハーを供給する予定だ。
なお、ジンテックの太陽電池生産能力は、昨年の950メガワットピーク(MWp)から今年は1,500MWp以上への拡充が見込まれ、生産量も827MWpから1,200MWpへ50%増となる見通しだ。一方、今年の受注量について潘董事長は、1,400MWp
で予想生産量を2割上回るとみている。
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