ニュース 石油・化学 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027803
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は炭素繊維(カーボンファイバー)事業で、年産1,300トンの第4期工場が年内にも稼動を開始する。これにより同社の炭素繊維の年産能力は8,750トンに達して、世界シェアは15%に拡大、年間10億台湾元(約28億円)の増収が見込めるという。18日付蘋果日報が伝えた。
炭素繊維は自動車や航空機への応用が進み、金融危機以降下落していた価格が1キログラム当たり25米ドル程度まで回復している。同社の炭素繊維事業も粗利益率マイナス5%となった昨年上半期を底に、昨年末に損益均衡に近づき、今年の第1四半期には黒字転換が見込めるようだ。
同社の炭素繊維は高強度製品でデンマークの風力発電機メーカー、ヴェスタス社からテスト受注を獲得しているほか、欧州航空機最大手のエアバスからの受注も狙う。
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