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携帯受託の華宝通訊、ロボット市場に参入


ニュース 機械 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027805

携帯受託の華宝通訊、ロボット市場に参入

 携帯電話端末の受託生産を行う華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)がロボット市場に参入する。陳招成同社総経理は17日、今月末に「UrRobot」というブランド名で子ども向けのロボットを発売することを明らかにした。当初は台湾の百貨店や家電販売店などを通じて2万台湾元(約5万7,000円)以下で販売し、将来的には中国にも販路を拡大する。18日付蘋果日報が伝えた。

 同社は約2年前に新事業開発処を立ち上げ、家庭向けのロボット開発を進めてきた。子供向けのロボットに続いて、今後は中高年向けのロボットの開発も進める。同社のロボットは完全な独自開発で、150件もの特許技術を採用している。

 陳総経理は「アジアは世界のロボット市場の50%を占めており、2015年には66%まで成長が見込まれる」と指摘した。

 同社はまた、主力のスマートフォンが出荷全体に占める割合を80%まで高めるとともに、タブレット型パソコンを春節(旧正月)明けにも投入し、通年で黒字転換を目指す。