ニュース 電子 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027809
タブレット型パソコンの需要が拡大する中、10.1インチ液晶パネルは、友達光電(AUO)が開発した高解像度パネルが唯一の選択肢となっており、今年第2四半期までは同社の独走態勢が続く見通しだ。18日付工商時報が伝えた。
AUOがタブレットPC向けに開発した10.1インチ液晶パネルは、解像度が1,280×800ドットで、視野を広角化する「MVA」と呼ばれる技術を採用している。
業界関係者は「他のパネルメーカーの製品が供給されるのは第2四半期以降となる見通しで、当面はAUOが市場を独占する異例の状態になる」と指摘した。
同社はこうした有利な状況下で、顧客の製品設計プロセスに参画する「デザイン・イン」の戦略を強化し、顧客との強固なサプライチェーンを構築し、今後の競争で優位に立ちたい構えだ。
彭双浪同社副総経理も「今後の生産能力の活用や安定した出荷を確保する上で、デザイン・イン商品が最も重要だ」と述べている。
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