ニュース 電子 作成日:2011年1月18日_記事番号:T00027811
台湾積体電路製造(TSMC)は17日、受注殺到で12インチウエハー工場がフル稼働状態となっているため、新竹科学工業園区(竹科)の第12工場(Fab12)と南部科学工業園区(南科)の第14工場(Fab14)の春節(旧正月)期間中の設備検査を中止し、操業を継続することを明らかにした。18日付経済日報が伝えた。
半導体メーカーの大半は例年、春節期間に2〜3日間の定期検査を実施していた。TSMCが発注殺到で春節期間の定期検査を中止するのは初めてとなる。
8インチウエハー工場に関しては、半数で定期検査を終えており、残りは春節以降に検査を実施する。
また、聯華電子(UMC)は、大半のラインが例年通りに定期検査を行うものの、一部工場では台湾電力(台電)側と調整し、定期検査を半日に短縮する措置を取る。
なお、TSMCは生産設備の拡大、太陽電池、発光ダイオード(LED)工場の操業開始に伴い、今年6,500人以上を新規採用する見通しだ。このうち、近く量産に入るFab14第4期では1,000人以上、来年第1四半期にも量産に入る中部科学工業園区(中科)の第15工場(Fab15)では、3,000人以上の雇用が見込まれる。
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