ニュース 社会 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027814
低温が続く中、台湾では先週、新たに重症となったインフルエンザ患者数が、今年の流行期に入って以来、週ベースでの最悪となる79人に上った。新北市では4人が死亡。死者の平均年齢は48歳で、いずれもワクチン接種を受けていなかったという。19日付中国時報が伝えた。
行政院衛生署疾病管制局の林頂副局長は「先週はインフルエンザとみられる症状による受診者が救急外来患者に占める比率が15.96%に達しており、全国的に流行している」と説明した。
先週報告された重症患者79人のうち、25〜64歳が48人を占め、ウイルス感染が青年、壮年層を中心に広がっていることがうかがえる。
新北市での死亡例は、中和区の41歳男性、五股区の43歳女性、蘆洲区の54歳女性と56歳男性の4人で、2人は新型インフルエンザH1N1型ウイルス、2人はA型インフルエンザH3型ウイルスに感染していた。
林副局長は「市民に無料でワクチン接種を行っている。今から受けるのは遅きに失した感はあるが、打たないよりはよい」と接種を呼び掛けた。
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