ニュース 金融 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027818
行政院金融監督管理委員会(金管会)の18日発表によると、外国銀行・外資系銀行が台湾で展開する28支店および子会社3社の2010年の税引前利益は、11月末までで前年同期比2割増の321億台湾元(約910億円)に達し、通年の過去最高を既に上回った。19日付経済日報が伝えた。
また純資産と融資残高がそれぞれ3割増、預金残高も3割以上成長した。また延滞債権比率は0.48%、貸倒引当金カバー率は417.91%で、経営体質は極めて健全だと経済日報は指摘した。
なお、台湾で子会社を展開する英国系のスタンダード・チャータード銀行(渣打国際商業銀行)、香港系のHSBC(匯豊商業銀行)、シティバンク(花旗銀行)の3行の業績は、台湾地場銀行全体の業績にも計上されている。台湾地場銀行の昨年11月末までの利益は1,707億元と、通年の過去最高を超えているが、上記3行を除くと1,475億元で2004年(1,553億元)を下回る。
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