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公定歩合、中銀が0.125%引き上げ


ニュース 金融 作成日:2007年9月21日_記事番号:T00002782

公定歩合、中銀が0.125%引き上げ

 
 中央銀行は20日、公定歩合を0.125%引き上げ、3.25%とすることを決めた。21日から実施された。利上げは2004年10月以来13回連続となり、01年9月以来の高水準となった。台湾からの資金流出やインフレ圧力の抑制が狙い。

 中銀は利上げ理由として、物価上昇リスクと実質金利がニュートラル金利(景気刺激と景気抑制の境目となる金利)を下回っている点を挙げた。彭淮南総裁は「第4四半期の理事会でも再び実質金利がニュートラル金利に達していないか検討する」と述べており、市場では追加利上げの可能性を示唆したと受け取られている。

 台湾銀行は21日、預金金利の調整について協議し、0.07~0.1%の引き上げが決まる見通しだ。市中銀行が相次いで追随するとみられる。